言語学入門: 共時言語学と通時言語学


「ノート」タグが付いているものはただのノートである.まあ興味があれば見ればいいし, なければ 見なければいい. 本格的に勉強したいならうちの学部入れ. 誤りを見つけたら指摘すること. 内容は授業及び教材の出典が主である. 注意しなければならないのは, 侮蔑的な言葉はほめことばであることである. よく茨城とかIT業界とか 英語とかにそういう言葉を浴びせているのはそういうことである.

#2. 共時言語学と通時言語学 ##2.1 アプローチ ###2.1.1 通時言語学

共時言語学に対するものとしてFerdinand de Saussureによって導入された. 歴史言語学とも. 先生曰く今熱いんだと.

####(1) 発音において

「大母音変化」でだいぶ様変わりした.

####(2) 文法において

そのまま引用する.

(古英語) Sē mann þone beran slōh.

(現代英語) The man struck the bear.

わっけわかんねえ. どうしてこうなった.

####(3) 語彙において

そのまま引用する. もうわかんねえなこれ.

lady (a woman of superior social position, (L) a title used in front of the names of some female members of the nobility) < (OE) hlǣfdīġe (the female head of a household) < hlāf (loaf) + dǣġe (kneader of bread)

###2.1.2 共時言語学

特定の時点での(ry 客観的に用法や発音を解明する_記述言語学_と近い. 対照的に, _規範的アプローチ_つーのも ある. 規範とか, どう考えても面白くなさそうである. 先生も批判していた. /* ちなみにこれがテストに出て答えられなかったからこうしてノートを書いて勉強している. まったく, 面白くないものは面白くないのである. */

##2.2 比較言語学

俗にいう比文とかいうところがこういうのをやっていたりやってなかったりするらしい. 共通の祖先を 持っているとされる言語を比較してその祖先, “proto-language”を推定する.

他の言語の単語が英語に似ていて嬉しくなったりするでしょ. え? しない? 英語はとくにその中の ゲルマン語系であるわけだが, そんなこんなでドイツ語とかそこら辺に文法が似ていたりする. The Z氏 が上手に英語を話せるのもそのおかげというところがあるだろう. もちろん, 勉強しなければ同系統 とはいえ話せるようにはならないが.

(1) 再構築

インド・ヨーロッパ語祖語は滅びぬ!何度でも蘇るさ! /* まあ滅びたけどな */

(2) 『アナと雪の女王』

先生はこの映画を使ってしょっちゅう説明を行う. 多分この映画が (言語学的な意味でも) 好きなの だろう. 言語学的に何が面白いのかは自分で調べてほしい. ちなみに私は『フローズン』とそのまま 題名を訳さなかった点や, 例の歌の訳などを気に入っているが全体として見たことは一度もない. 見てみたい.

##2.3 対象言語学 同語族に属さない複数の言語を比較して, 共通点や差異を解明する. それにより, 言語習得装置 (LAD)なるものがあるのか, あるならそれはどういうものなのかを突き止めて第二言語学習に 役立てられることが期待されているそうな. 言語学自体はつまらないところがあったりするが, 外国語を学習している私にとって欠かしてはいけない部分が多々あるから困ったもんだ.

#おわり 『アナと雪の女王』見てみたいです.

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